【d!】あああああ【短編集】 (ページ13)

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黄色の鎮痛剤ページ13

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ある曲ネタ
自己解釈強め
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...自分の為す事総じて上手く行かない。要領の悪い俺が嫌いだ。

物事を悲観的に考えてしまう。そんな俺の性質も嫌いだ。

決定権が与えられている人間という存在に胡座をかいている俺が嫌いだ。

こんな芯の通っていない軟体動物の様な自分でも荒んだ心を癒す薬が欲しい。寝床に潜り込み、徐に携帯を取り出しては決まり切った連絡先を触る。A。と設定されたそれ。＿＿今は彼女の声が、俺を認めてくれる言葉が。...何よりの鎮痛剤なんだ。

「...A？ごめん。こんな時間に、おれ。」

『＿＿大丈夫。ゆっくりでいいから。シャオロンが落ち着くまで、待ってるから。』

「...ぁ、っ。＿＿す、きやで...？Aッ...。」

嗚呼、貴方は俺をダメにしてしまう麻薬の様な。...その中毒性に溺れていってしまう俺は、悪い子なのだろうか。否、そんな甘い言葉を軽率に吐いてしまう彼女が悪いんだ。...おれがだめなのは、Aがやさしすぎるからなんや。

けど、きっと彼女から辛辣な言葉を投げられた暁には。

「俺は、しんでまうんやろな。」

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更新遅くなり申し訳ございません...！